見学会

9/8　はれ



車で30分くらい先の小学校のクラブ活動を見学させてもらいに行きました。
先日ウチに見学に来てくださったおばあちゃんが指導している所です。
車が無いので…またお隣のおばちゃんに乗せていってもらいました。

ボランティア指導者４人体制なのですが、そのうちの一人は竹筬研究会のこともご存知でした。
それもあって、またハタオリ人口皆無くらいの土地柄なので、同類が居ることが嬉しくて嬉しくて。
いっぱい激励されてしまいました。





機織り機を作ってもらって、学生さんが織っていました。
ここの小学校のクラブ活動の時間は、いくつかあるクラブのうち好きな内容をその日によって自由に選択して参加するスタイルらしいのですが、まぁ、自然とメンバーは固定されてくるようで。
学生さん上手でした。
私もちょろっと口を出させてもらったのですが、飲み込みも早くて。
すばらしい。
そして礼儀正しい。




寄贈された50年前くらいの糸（絹）と筬




そうそう、ハタオリの時間ももちろん感動ものだったのですが、それよりも学校全体の雰囲気といいますか、校長先生をはじめとする先生方もとても情熱に溢れてて、展示物一つとっても工夫に溢れてて、すばらしい学校だと思わされました。




とても少人数の学校ならではの、全てのイベントに全員参加のスタイルは仕方が無いとはいえ、強制的にでもやったことがある、という体験を持つことは良いことだと思います。
と、この歳になったので言えます。
当事者だったらさぞかし辛い小学校ライフだっただろうなー私の場合。




指導者さんたちと話しに花が咲きすぎて、帰りにウチに見学に来てもらうことになりました。
まだ反物がハタにかかってる状態でよかった…もう織れませんが。
大島特有のハタの構造や作業に強い興味を示していただきまして、私も大変嬉しかったです。